「雑誌と私」Vol.177

 
 
 
 

Over the Trend!!
Why can’t I ?

 
 


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(1) 
クレープのブラウスにイージーパンツを合わせました。
胸からくるぶしにかけて、キレイなひし形が出来ています。
このままでもスタイリングは完成しているのですが、
この上にニットを重ねることも出来ます。
長袖ニットは3型準備してありますが、身長に応じてバランスの良いものを選びます。
大澤さんには、(A)の写真のVニットが合っていると思います。
ここまで出来れば様々なアウターがバランス良く着られます。
更に完璧さを求めるのであれば、
興味のあるアウターの色でニットの色を選んでおくと良いでしょう。
例えば、ベージュのナイロンコートに興味がある方にはベージュのニット(A)、
キャメルのサファリジャケットに興味をお持ちの方にはキャメルのニット(B)、
という具合です。
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(A) 
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(B) 
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(2) 
同じクレープのブラウスで、よりインパクトのあるコーディネートを作ってみます。
今シーズンであればボルドーのパンツなどは、雰囲気が合えばとてもインパクトが強く、
60年代ロックのイメージが作れます。
黒×ボルドー×ベージュ、黒×ボルドー×キャメルなど、思ったより色合わせが
しやすいので、是非チャレンジしてみてください。
ボルドーがきつ過ぎると感じる方はブルーや、
ブルーでもきついと感じる方にはインディゴのジーンズといった感じで、
イメージを徐々に柔らかくしていくと良いでしょう。
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(3) 
ブラウスと同素材のクレープのパンツやキュロットを合わせます。
これだけでスーツになり、とてもエレガントな雰囲気が作れます。
ただ、少年ぽい大澤さんにはどこかカジュアルな雰囲気を入れた方がよく、
足元を白のスリッポンにしました。
このベースが出来たら先ほどと同じように、
この秋着たいなと思えるアウターの色と合わせて、ニットの色を選んでみては如何でしょうか。
この時カーキ色のニットは準備が無いので、カーキ色のサファリジャケットを望む方は、
大澤さんが着ているベージュ色のニットがとても使いやすいと思います。
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(4)
(3)で大澤さんがチャレンジしたクレープのブラウスとパンツのスーツを
マーシャもチャレンジしています。
彼女はネイビーの上下に、この秋外せないこげ茶のニットを合わせています。 
その上からこげ茶のマリンパーカを羽織って、
永遠の定番「ごげ茶×ネイビー」をスタイリングに取り入れています。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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次回もまだまだ続きます。
                             吉田孔美 
 
 
 
 

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「雑誌と私」Vol.186







I’m ready for the next stage.






今回はこの秋マジョーレの新作パンツと、私にとっての秋スタートの6つの羽織物のコーディネートバランスを考えます。

(1) フェルパの少しルーズな膝下ストレートパンツ

このパンツに長袖のTシャツとVネックを合わせ、
緩やかなまゆ型ベースを作ります。

上のベースにトレンチを合わせます。
まゆを少し膨らませる感じで。

上のベースにサファリジャケットを合わせます。
ここでも少しまゆを膨らませる感じで。

マーシャもとても上手にふんわりまゆ型を作っています。

(2) ジャージーのクロップドパンツ

綺麗な顔をしたジャージのパンツと、綺麗に編まれた12ゲージのVニットで、
ヴィンテージ感たっぷりのシャツを挟み込みます。
キチンとしているのに何処かカジュアルな柔らかさが含まれる、
イタリアらしいベースです。

このベースの上に、この秋最新のナッパレザーのジャケットを合わせます。
ここで大切なのが、レザーのクオリティ。
レザーの質感がチープだと、すべてのコーディネートを台無しにします。

(3) ウール調のジャージーパンツ

スポーティさと綺麗さが交差する新素材を見つけました。
この素材で所謂スポーツウェア的なセットアップスーツを作りました。
入荷は10月の中過ぎくらいになると思います。
つなぎのように着れて、とても斬新なイメージです。
格好良いイタリアの女性がこんな感じのスタイルをしているのを、
時折見掛けるようになりました。
是非チャレンジしてみてください。
このトップスが私がこの秋揃えたい体育の授業で着ていたような
ジャージーブルゾンになります。

(4) ジャージーのタック入り膝下ストレートパンツ

よりルーズ感のあるスタイルを作りたい時、最適なパンツです。
少し腰の周りにボリュームを持たせる、ひし型ベースを作る時に
とても役立ちます。
次の春も含めてこのボリューム感を自分のスタイリングの一つに取り入れてしまえば、
今後のコーディネートの幅が増えるのは間違いないと思います。

柔らかなフェルパのジャケットを合わせ、鎖骨から足首にかけ
大きめのひし形を作っていきます。

カーディガンのように着られる、このフェルパのジャケットを
マーシャはとても気に入っていました。
キチンと見えて、でも小さな娘さんと動き回ることも出来る機能を備えていて、
とても便利だと言っていました。


Vol.177~Vol.186で、この秋スタートのベーススタイルを考えてきました。
このベーススタイルに深まる秋を楽しむ第二段のアイテムを付け加えながら、
コーディネートに厚みを増していきます。
ということで、次回から秋の第二段のスタイリングを考えていきたいと
思います。
明日からしばらくイタリアに行ってきます。
イタリアからブログをアップしていきます。

吉田孔美




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「雑誌と私」Vol.183







I want to be myself.




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今回はジャケットのコーディネートの中でも
イタリアでよく見掛ける2つのバランスを見ていきます。

(1)

この人形のサイズは36(XS)です。この人形が着ているTシャツはLサイズです。
つまりトップスのインナーにたっぷりとしたボリューム感を持たせてあります。
気を付けたいのが、Tシャツの素材。
はり感のまったくない下にとろりと落ちる素材のものを選びます。
(決して横に膨らまないことが大切。)
そして羽織るジャケットをサイズ36(XS)にもどして、
ジャケットのフィット感とインナーのルーズ感、
そしてボトムのフィット感から生まれる3層のアンバランスを楽しみます。













 

ウォッシュのかかったデニムに霜降りグレーのTシャツをあわせ、
全体に青みのあるグレートーンを作ります。
その上からチャコールグレーを合わせ色合いをまとめます。

 

気になるキャメル色をオレンジ色と調和させます。ボトムの黒色で全体の膨張した色合いを引き締めます。


(2)

トップスは人形のサイズ36(XS)に対してXSサイズのTシャツを合わせ、
ボトムは人形よりワンサイズ大きい38のパンツを合わせ、
腰下にボリュームをもたせます。
このベースにサイズ36のジャケットを合わせ
コンパクトな肩線から腰にふんわりと広がりがあり、
なだらかにくるぶしに向け窄んでいくまゆ型のラインを描きます。













 

キャメルカーキのTシャツにこげ茶のボトムを合わせキャメルのジャケットで、
全体の色を馴染ませます。













 

9月に港町で必ずといっていいほど見掛ける色合わせ。
全体を白でまとめてグレー色を羽織ります。
日焼した肌色と清潔感のある白、そして落ち着きのあるグレーが
びっくりするくらい品の良いスポーティさを作ります。

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次回は、(1)と(2)で使ったベースに、
サファリジャケットとトレンチコートを合わせていきます。

吉田孔美       

    

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「雑誌と私」Vol.182







Do you still care about it?




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久しぶりにテーラードジャケットが主役アイテムのひとつになっています。
ここで気を付けたいのが、ジャケットをかったくるしいクラシックな
アイテムとして捉えないというとです。
カジュアルなブルゾンのように、もしくはさらりと羽織るカーディガンのように
ジャケットを取り入れることが、コーディネートの鍵になると思われます。

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ジャケットを使ってのコーディネートやスタイリングを考える前にテーラードジャケットとボトムスのバランスをおさらいしておきます。

(1)台形のボトム













台形のボトムを使いながら、あご線から膝位置辺りまでにAラインを作ります。その上にジャケットを羽織ります。
かわいらしいイメージを追いかけたい時に有効です。

(2)














マーシャはこのジャケットでスーツコーディネイトする時に
上のAラインを取り入れました。

(3)テーパードラインのボトム














テーパードラインのボトムを使いながら、
あご線から腰、くるぶしにかけてひし形を作ります。
その上にジャケットを羽織ります。
スポーティでアクティブなイメージを作りたい時に有効です。

(4)














マーシャはこのジャケットで、
セットアップコーディネイトをする時にひし型ベースを取り入れました。

(5)ストレートラインのボトム
 














肩線からくるぶしにかけて、縦長のIラインを作ります。
(2)と比べ、エレガント70年代のアクティブなイメージを作りたい時に
有効です。

(6)腰回りが緩やかなテーパードラインのボトム
 














あご線からくるぶしにかけてまゆ型ラインをつくります。
落ち着き感が必要な時に有効です。

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(1)~(6)まで健全で軽快なイメージはベースにありますが、
環境に応じて(日本の常識に応じて)どのようなイメージが
第三者にとっても好印象になるかを考えながら
ベースを選ばれると良いと思われます。

次回は(1)~(6)までの中でイタリアでよく見かける
(3)と(6)の2つのジャケットスタイリングを少し違う角度から見ていきます。

吉田孔美    


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「雑誌と私」Vol.185





I am what I am.





今回はトップスとボトムスを白でまとめるベースの第3回目です。

(A)

(B)

(C)

(D)

(E)

ベース(A)に(B)のようにチャコールグレーのニットを合わせました。新たにできたベース(B)のチャコールグレーのニットの色に合わせ、(C)のように同色のチャコールグレーを羽織ったり、(D)のようにワントーンずらしたライトグレーを羽織ったり、(E)のようにグレーを引き出すカーキを羽織ったりします。この白ベースのコーディネイトを是非この秋楽しんでみてください。きっと周りの方に心地よい印象を与えることが出来ると思います。日本では見掛けそうで見掛けない、そして私も心から大好きな夏から秋へ移り変わる素敵な時間を象徴するスタイリングとして、少ししつこく追いかけました。

次回はこの秋マジョーレ新作のパンツと、そのパンツとのコーディネイトバランスを考えてみます。

吉田孔美  


追記:
私にとっての6つの羽織物は次のアイテムです。
①膝上トレンチコート(重装備でないもの)
②ヒップが半分隠れるサファリジャケット
③背中心58~61センチのテーラードジャケット
④上の写真(D)のようなフェルパのブルゾンやジャケット
⑤ハーフサイズ緩めのレザージャケット
⑥体育の授業で着ていたようなジャージブルゾン
④⑤⑥のコーディネイトに関しては、追ってUPしていきます。

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「雑誌と私」Vol.184





A new phase!





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私は夏から秋への変わり目の時期、
自分のラックに6種類のアウターを準備します。
その中でもサファリジャケットトレンチコート(腕や腰回りに重装備的な
ベルトなどのアクセサリーが付いていないトレンチコートを選ぶのがポイン
ト)はまず準備したいベスト2に入るアイテムです。
今回はVol.183で使った(1)(2)をベースにサファリジャケット
トレンチコートを合わせていきます。 

(1)

マジョーレがこの秋のカーキ色を染める時、
グレーと茶系に馴染むかどうかを一番のポイントとしました。
カーキ色といっても、何十種類ものバリエーションがあるからです。
(シーズンの始めに前シーズンまでのカーキ色がしっくりこない時が
ありますが、それはコーディネイトを組む色合い同士が原因となるこ
とが時折あります。)
ブルーグレーで統一されたベース(1)に
このカーキ色のサファリジャケットが完璧な色慣れを作ることが
出来るのは、偶然ではないのです。 
ナイロンのベージュもグレーと茶系に馴染むように染めてあります。
上の写真のようにブルーグレーベース(1)にとても良く馴染んでいます。 

(2)

この秋新色のキャメルベージュ(写真サファリジャケットの色)は
まさに注目のキャメル色と黄味の強いベージュを混ぜ合わせた色。
カーキ色と共にサファリジャケットで使いました。
グレーや焦げ茶はもちろんのこと(2)のベースで使ってるオレンジや
来春注目の予感があるイエロー系などともうまく合うように
色出し出来ました。
ナイロンのベージュも黄味をたっぷり入れてあるので、
グレー同様オレンジ色ともとてもよく馴染みます。

(3)

人形が着ている長袖のTシャツは前シーズンからの継続のもの。
秋の注目色を見越してカーキ色とキャメル色、
そしてグレーと焦げ茶に馴染む色として染められたものです。
前シーズンにワードロープとして取り入れられた方は、
何度かの洗濯でよりヴィンテージ感のある雰囲気になっている
ことでしょう。
この秋大活躍しそうですね。
カーキのサファリジャケット、ベージュのナイロンコート、
焦げ茶のフェルパのパンツ、どの色とも完璧に馴染みます。

(4)

前回のブログで白一色のベースにチャコールグレーのジャケットを合わせる
コーディネイトをご紹介しましたが、
サファリジャケットのカーキやキャメルベージュ、
トレンチコートのベージュなどと、
写真のように清潔感たっぷりで且つ、スポーティな雰囲気がつくれます。
是非、10月中旬位までこの色合わせを楽しんでみてください。 
(10月中旬以降から12月中旬くらいまでは白色は我慢して
クリスマスあたりに再登場させネイビーや黒と合わせ、
春色の先取りをマリンスタイルの中で演出するためです。)

——————

次回は全身白のスタイリングにニットを重ね白色のバランスを楽しみます。

吉田孔美   

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「雑誌と私」Vol.181




I´ve got it!!




今回は長袖ストライプTシャツです。
秋のコーディネートで着まわせるように、少し丈が長くフィット感のあるものを
ご紹介いたします。

(1)














カジュアル感があり、フィットするタイプのボーダーTシャツは、
細身のボトムで縦長ラインを作るか、
台形型のボトムを合わせ、Aラインを作っていくか、
この2つのどちらかを自分らしさに照らし合わせ選ぶことが出来れば、
秋には着まわしのきく、重宝アイテムになるでしょう。
大澤さんには、デニムで縦長ラインを作ってもらいました。

(2)














上のベースに少したっぷり目のサファリジャケット(左写真)や、
マリンブルゾン(右写真)を合わせます。
いつも思いますが、大澤さん、まるでイタリアのママですね。

(3)














少し秋が深まってきたら七分袖のニットを合わせ、
袖と裾からストライプをのぞかせます。
よく袖先だけがストライプになったデザインのものがありますが、
それを重ね着で作ってきます。

(4)














(3)で出来たベースの上に(2)で大澤さんが羽織ったサファリジャケットや、
七分袖のトレンチコートを合わせました。
サファリジャケットは袖を折って七分袖にし、
ストライプのカットソーが見えるようにしました。

(5)














マーシャは台形のキュロットを合わせて、Aラインのベースを作りました。
そして大澤さんと同じサファリジャケットを羽織ってみました。

(6)














(5)のベースの上に、ここでも七分袖のニットを合わせ、
(4)同様にサファリジャケットを合わせてみました。

(7)














「イタリアはすっかり秋になってきました。」と、
エリザベッタからニットの検品写真が届きました。
ちょうどボーダーのTシャツを合わせていたので、
ここでご紹介いたします。


次回はテーラードジャケットとボトムのバランスについて考えます。

                           吉田孔美

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「雑誌と私」Vol.180


 




I´m convinced that this is my style.





今回は、半袖ストライプTシャツです。
初秋に使いやすい少しデザイン性のあるものを、ご紹介いたします。

(1)














フレンチスリーブと襟元の開きに上手くバランスが取れるように、
腰位置から切り替えによって作られたフレアが
鎖骨からのきれいな台形を描いています。
テーパードパンツや大澤さんの穿いているジョッパーズなどを合わせれば、
簡単にフェイスラインから足首にかけて、
縦長のひし形シルエットが作れます。


(2)














(1)のようにきれいなひし型ベースが出来てしまえば、
何度もこのBlogでお伝えしているように、
様々なアウターが簡単に合わせられます。
大澤さんはベージュのトレンチとカーキのサファリジャケットを
合わせてみました。
とても素敵です。


(3)














この腰位置からのフレアを、スタイリングのワンポイントとして使います。
右上写真のように少しだけ襟開きのあるVニットを合わせ、
自然にフレア部分を外に出します。
これでフェイスラインから足首までの、縦長のひし形ラインが作れます。
(ラウンドネックのニットだとフレアのボリュームが大げさになり過ぎ、
ひし形ラインが崩れる恐れがあります。
襟の詰まった形のものは合わせない方が良いでしょう。)


(4)














ここでも(3)の右写真のように完璧なひし形が出来れば、
サファリジャケット(左写真)やマリンブルゾン(右写真)など
様々なアウターが簡単に楽しめます。
この2体のスタイリングは、
まるで私達の新しいイタリア人スタッフ・エリザベッタのようです。


(5)














マーシャは、首元にスカーフを巻きTシャツの襟開きを見た目少しだけ
クローズするスタイリングが好きとの事でした。
この場合もフェイスラインから足首にかけてきれいなひし形が出来ています。


(6)














大澤さんにもVのニットを羽織るスタイリングにチャレンジしてもらいました。
(Tシャツの色目は(1)の「グリーン×白」と大澤さんが今回チャレンジしている
「白×黒」の2色の展開です。)
左上写真のようにフェイスラインからバランスよくひし形が作った後、
右写真のようにサファリジャケットを羽織ってもらいました。
このコーディネートならフレアも甘くならず、とても良い感じです。


(7)


























この白×黒のTシャツには、ベージュのニットもとても良く似合います。
色合わせの参考例として、上の4体をコーディネートしてみました。
足元にアニマル柄を合わせるのも、とてもこの秋らしいです。
(アニマル柄はもう定番の域に入っていると思うのですが、イタリア雑誌には
「この秋も欠かせないトレンド」と書いてありました。参考まで。)



次回はストライプ柄長袖Tシャツをスタイリングしてみます。

                               吉田孔美


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「雑誌と私」Vol.179

 
 
 


“Do I look good?”
“Yes, you look beautiful.”

 
 
 
 
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私がコレクションチェックの為いつも滞在する港町には、
お洒落で知的なイタリア女性達が集まるということを
何度もこのブログでお伝えしてきましたが、
彼女達のスタイリングの中で日本の大人の女性も、
ぜひ取り入れたらいいなと思うものに、
プリント柄やロゴ入りのTシャツがあります。
若い世代の女性達には必須のアイテムですが、
大人の女性達にとっても思いがけないスタイリングの幅を
広げてくれる効果が期待できます。
 
 
 
(1) プリントTシャツ
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ボトムはフェルパ素材の焦げ茶ものを前回のBlogに引き続き穿き、
トップスに60’sっぽい花柄Tシャツを合わせます。
グリーンとブルーが混ざり合った微妙な色のTシャツは、
黒や焦げ茶、そしてジーンズなどととても良く合います。
イタリアらしい色出しですね。
ベージュのトレンチコートを羽織れば、レトロな感じが増し、
大人の60’sスタイルが楽しめます。
 
  
 
(2) 
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(1)で羽織ったトレンチコートを、
カーキ色のサファリジャケットや焦げ茶色のマリンブルゾンに変えても
このプリントの存在感が全体の雰囲気を大人の60’sカジュアルに
上手くまとめてくれます。
 
 
 
(3)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ボトムを黒のイージーパンツに変えて、
足元に黒のローファーを合わせます。
羽織物には、(2)の大澤さんと同じように、
サファリジャケットを合わせました。
ボトムの黒という色とクラシックな靴の印象で、
より大人な雰囲気にまとめることが出来ました。
柄Tシャツをコーディネートの中に入れていく時も、
自分の雰囲気に合ったベース作りが大切になり、
それはボトムと靴の選び方によってきっと見つかります。
 
 
 
  
(4) ロゴTシャツ
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フレンチブルーのロゴTシャツにボルドーのパンツを合わせます。(左写真)
港町でこんな格好をした大人の女性がエスプレッソを飲む姿を時折見掛けますが、
大澤さんもとても良く似合っていますね。
ここで気を付けたいのがアウターです。
甘い感じのものを選ばず、右写真のようにトレンチコートなど
少しマニッシュな辛口の雰囲気のあるものを選ぶと
大人の女性らしくまとめられると思います。

 
 
(5)  
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クオリティがキッチリ保たれた作りのアウターは、
カジュアルなスタイリングに高級感を与えてくれます。
(4)のトレンチコートや上の写真のマリンブルゾンやサファリジャケットも
アイテムの質感がロゴTシャツを子供っぽくなく大人のアイテムに引き上げてくれます。
 
 
 
(6)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
マーシャも(4)で大澤さんが着用したロゴTシャツをチャレンジしています。
こんな感じのママが子供を連れて海辺を散歩したり、
カフェで一緒にジェラートを食べたりしている姿を見ると、
何度見てもため息が出るほど格好いいよな、と思ってしまいます。
 

 
 
 
——————
 
イタリアのプリント技術は日本のソレと何が違うのか分からないけれど、
日本でよく見かけるベッチョリ上から何かが塗られている感じのものではなく、
もう何度も着古した、というイメージのものが多いように思われます。
この感覚はイタリアのプリント業者の感性だと思うけど、
これが甘さを抑えてくれるんだと思います。
是非、チャレンジしてみてください。
次回は、ボーダーのTシャツをスタイリングしていきます。

                              吉田孔美

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「雑誌と私」Vol.178




Is the Trend still something good for me?



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(1)

(A)
       (A)
(B)
               (B)
















大澤さんが穿いているパンツは、フェルパ素材のもの。
そして、トップスのブラウスは、ポプリン素材のもの。
今回は色染めの時、フェルパとポプリンの色の調合番号を同じにして染めました。
(こげ茶、グレーベージュ、キャメル3色の展開)
これにより、色は全く同じなんだけれど、素材からくるトーン違いの
デュエットスタイルが楽しめます。(左上写真(A))
(秋のスタートはこれだけでも雰囲気が出ます。)

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焦げ茶色は、マジョーレらしくグレーをたっぷり入れて仕上げました。
右上写真Bで大澤さんがブラウスの上から着用しているニットの焦げ茶は、
このフェルパやポプリンに比べるとワントーングリーン味を増した色にしてあります。
これによりフェルパとブラウスの素材からくるトーンの違いと、
ニットの色のワントーン繰り上げからくるトーンの違いをミックスした
焦げ茶のトリオスタイルが楽しめます。
高級感と知的さをぜひ試着してみてください。

(2)

DSC07179-1














(1)のベースの上には、様々なアウターでより深みのあるコーディネートが楽しめます。
上のベース(B)にナイロンのコートを羽織ります。
ナイロンのベージュもフレンチブルー(両方とも新色)も、
パリっぽい雰囲気で少しだけ哀愁を乗せたイメージのスタイリングを意識にしています。

(3)

DSC07187-1














ベース(B)にサファリジャケットを合わせます。
少し丸みを帯びたボリューム感のあるサファリジャケットは、
カーキとキャメルの2色が準備してあります。
カーキ、キャメルとも、焦げ茶と合うようにグレーをたっぷりいれて染めました。

(4)

DSC07196-1
DSC07198-1














ベース(B)にマリンコートやテーラードジャケットを合わせます。
左のマリンジャケットもグレーがたっぷり入った焦げ茶色、
右のテーラードはチャコールグレー。
この焦げ茶のマリンジャケットを羽織れば、
より深みのある焦げ茶のカルテットスタイルが楽しめます。
ジャケットに関して言えば、黒のテーラードジャケットを合わせても素敵ですが、
あえて全体の焦げ茶からグレーを引き出す
チャコールグレーのジャケットを試してみました。

(5)














マーシャはグレーのフェルパのパンツにグレーのニットを合わせ、
ベージュのサファリジャケットで
全体としてのグレージュトーンをチャレンジしています。

(6)














マーシャはフェルパのパンツと同色のニットを合わせていますが、
フェルパのパンツと同色のポプリンのブラウスをベースにし、
その上からトーンが4段階濃いグレーのニットを合わせていくのもとても素敵なので、
色合わせのデモコーディネートを作ってみました。

(7)














(6)のベースに、大澤さんと同じように
グレーがたっぷり入った焦げ茶のマリンブルゾンと、
チャコールグレーのテーラードジャケットを合わせてみました。
どちらもとても素敵にまとまります。

(8)














キャメル色にもグレー味をたっぷり入れました。
女性の顔の雰囲気をとても美しく見せてくれます。
ただ、キャメルという色はスタイリングの中で
トーンとしての重ね着をすると膨張し過ぎてしまうので、
ニットを羽織る時はキャメルの色と良く馴染む黒やネイビーや
グレーや焦げ茶などを合わせると、とても簡単にまとまります。
上の人形は大澤さんが着た焦げ茶のニットを合わせて
色合わせのデモコーディネートを作ってみました。

(9)














(8)のベースに、大澤さんと同じように
グレーがたっぷり入った焦げ茶のマリンブルゾンと、
チャコールグレーのテーラードジャケットを合わせてみました。
このキャメル色の中のグレーが、バランス良く引き出されています。


次回もまだまだ続きます。
                               吉田孔美


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