「雑誌と私」Vol.148

 
 
 
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搭乗の合図が電光掲示板で点滅する。
読みかけの本はクライマックスだけど、
しおりを挟んでバッグに仕舞い込む。
椅子から立ち上がり、化粧室で前髪だけを簡単に整え、
そのままラウンジを出る。
ゲートまでは約8分。
見慣れたお土産屋さんの横をすり抜けながら足早に歩く。
久しぶりの日本。
丸の内のビルの谷間に、もう秋は訪れたのだろうか。
 
 
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12時間のフライトが始まる。
羽田にはお昼過ぎに着くから、直行してお店に立ち寄るつもり。
時差ボケと肌の乾燥で疲れた顔は隠せないけど、
着ているものはちゃんとしていたい。
ニットもパンツもシワになりづらいものを選んでおいた。
こんな機能的で、でも美しいアイテムも、
マジョーレが求め続けるもの。
多くの旅をする人には欠かせないアイテム。
  
 
 
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エレガントなイメージとスポーティなイメージを同時に表現出来、
尚且つシワになりづらい素材を何シーズンも追い続けている。
つまり機能として耐久性があり、見た目は美しいスムースなイメージの素材。 
トップスにもパンツにも適した素材をイタリアの生地屋さんが集めてくれた。
  
  
( 1 )
ジョーゼットの半袖ブラウスと前回でもブログで使ったサイドラインのパンツを合わせ、
エレガントなのにとてもスポーティにベースを作る。(どちらも非常にシワになりにくい。)
機内で寒さを感じた時は、この秋トレンドのエメラルドグリーンのカーディガンを羽織る。
移動でナイロンのパーカを羽織るときは、カーディガンをトートバッグのアクセサリーとして色付けする。

 

ベース

機内

機内


 
  
  
  
  
  
  
 
  
  
  
 
 
 
 
移動中

移動中


 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 

 

 

 
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ジャージーで求められるのは、穿き続けても膝が出ないつまり形が崩れない耐久性。
そんな素材だからこそクラシックなシーム入りパンツをモデルにしても機能と格好良さが両立できた。 
 
( 2 )
旅の間は14ゲージより12ゲージくらいのニットの方がシワにならず扱いやすい。
そこにジャージーのパンツを合わせ、ここでもエレガントなのにスポーティなベースを作る。
機内ではオリジナルのカモフラージュストールを肩から巻きながら寒さを防ぐ。
移動中はクレープのロングジャケットを合わせ、ストールはやはりトートバッグを飾るアクセサリーに。

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ベース


 
  
  
  
  
  
  
 
  
  
  
 
 
 
 
移動中

移動中

機内

機内


 
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
 
    
 
 
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飛行機や鉄道などを使い、揉みくちゃの中を移動をしながらも、目的地でお客様と会った時、
颯爽とした適切なイメージを保ちたい。
シワにならない機能と格好良いという外見が、密度の高いクオリティの中で表現されるアイテムは、
世界の空間がこれだけ小さくなった今、より必要となるだろう。
この秋もこの機能美に拘りながらコーディネートが作れるようコレクションを考えてきた。
この点も前述したが、マジョーレらしさだと思う。 
 
                                          吉田孔美
 
 
 


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