「雑誌と私」Vol.151

 
 
 
モード感たっぷりのファッションウィークをミラノとパリで過ごし、
その後、マジョーレコレクション2018のサンプルチェックの為、
メイン工場のあるいつもの港町に立ち寄った。
人影が少なくなった海沿いを散歩しながら、少しだけ想いにふけった。
「ミラノやパリは刺激的で大好きだけど、
ゆっくりとまどろむ時間を大切にするこの港町が私には必要だし、
年を重ねるにつれ、より大切になるだろう。」...と。 
 
 
  

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2週間のファッションウイークで洋服を見続け、昨日ロンドン経由で日本に戻った。
10日後にはまたイタリアに向けて、再出発。
その前に、新たに展開される秋冬第2弾のマジョーレコレクションを順を追ってコーディネートしていきたい。
今回は7ゲージのニット。
 
 
 
(1)肩に1mmラインの入ったラウンドネックニット
P1630826.P1630878. 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
スポーツニュアンスのブーム。
マジョーレにとっては元々とても得意で、いつもコレクションのメインに取り入れてきたスタイリング。
目を凝らすと単調に見えないトレンドのメランジェ糸が、70年代後半のイメージを強調する1mmラインで
引き締められている。
スポーツラインのスタイリングにとって、最も気にしなければいけない高級感が醸し出されている事は言うまでもない。

 
 

(2)顎のラインを美しく見せるハイネックニット

P1630902.P1630917. 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イタリア女性の顔はとても小さい。
そんな顔がハイネックの中にすっぽりおさまるようなイメージは、私にとってとても憧れだった。
パタンナーのルイーザとニット担当のリンダが、見た目には分からないふんわりとした杯のようなハイネックを
実現してくれた。
それにより、日本女性独特の顎のラインもすっぽりと綺麗に見えるハイネックラインが完成した。
冬に暖かそうにハイネックにおさまるあのフェイスラインが、スタイル全体を斬新にしてくれる。
この秋冬、私が一番満足したアイテムの一つ。 
 
 
 

(3)バルキーニット 
P1630968.P1630998. 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
80年代後半に爆発的人気があったバルキーのニットが戻ってきている。
この冬の一押しトレンド。
アヴィエイタ―ムートンとコーディネートを組めば、さりげなく旬×旬を味わえる。
冬を待つ間は、ライダースブルゾンで楽しむ。
ボトムにはカーゴ系のものをさりげなく合わせたい。 
 
 
次回は、プントミラノ(ミラノ織と呼ばれるジャージー)のアイテムや別珍のアイテムをコーディネートしていきたい。
                                             吉田孔美


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