「雑誌と私」Vol.167

 
 


Blogを読んでくださっている皆様、
お久しぶりです。
イタリアからこの号をお送り致します。
 
この春夏シーズンはBlogの進行が中々進みませんでした。
それは、この春夏シーズンを通じて
イタリアで、どうしても確認したいことがあったからです。
 
私を魅了してきた素敵なイタリア女性達は、
ファッションをとても知的に着こなす、お手本でした。
そしていつも私に、ややもするとブレやすい
スタイリングの基準を示してきてくれました。
 
そんな中、ここ近年彼女達を見ながら
トレンドと言う概念に対して感じていることがありました。
それは時折、このBlog内でも触れてきたことではありますが、
トレンドが細分化し、今の旬のスタイルは何かということに気をかける重要度が
かなり低下しているのでは、ということでした。
簡単に言えば、「これでなきゃダメ」とか「こうすべき」という、
一束に纏めてしまうようなトレンドの扱い方は、
もう今の時代にそぐわないのではないか、ということでした。
 
どんな女性でも髪を切る時には、
きっと譲れない基準があり、それが自分らしさに繋がり、
その範疇での細かなアレンジが自分自身を安心させる、
そして、客観的にも落ち着きを与える美しさに繋がるということを
経験されていると思います。
 
洋服のスタイリングにおいても、同様のことが起こっていて、
それは「自分らしさ+α」を追及するスタイリング作りこそ、
今のトレンドになっているということです。
 
イタリア人スタッフのマーシャやエリザベッタのようなお洒落さん達とも、
いつものように様々な資料を分析し、
次シーズン(秋冬)のコレクションを作りながら、
この件について色々話しましたが、
二人とも同感との事でした。
 
ということで、ようやく私のボヤけた視界もすっきりし、
「自分らしさ+α」を見つけることに主眼を置いたスタイリング作りと
コレクションにおいては、フォンタナらしさを追及することに重きを置いて
このBlog「雑誌と私」を、これからどんどん展開していきたいと思っております。
 
また、店頭におきましては、お客様の「らしさ追求+α」のための、
よりパーソナルなスタイリング作りを接客の第一としながら
頑張っていきたいと思っております。
 
この1ヶ月、イタリア人スタッフたちが感じ良く着ていたコーディネートを、
いくつか人形で作りましたので下に並べます。
夏の装いの参考になれば幸いです。
 
                     吉田孔美

 
 
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