「雑誌と私」Vol.178




Is the Trend still something good for me?



——————

(1)

(A)
       (A)
(B)
               (B)
















大澤さんが穿いているパンツは、フェルパ素材のもの。
そして、トップスのブラウスは、ポプリン素材のもの。
今回は色染めの時、フェルパとポプリンの色の調合番号を同じにして染めました。
(こげ茶、グレーベージュ、キャメル3色の展開)
これにより、色は全く同じなんだけれど、素材からくるトーン違いの
デュエットスタイルが楽しめます。(左上写真(A))
(秋のスタートはこれだけでも雰囲気が出ます。)

DSC07163-1
DSC07170-1














焦げ茶色は、マジョーレらしくグレーをたっぷり入れて仕上げました。
右上写真Bで大澤さんがブラウスの上から着用しているニットの焦げ茶は、
このフェルパやポプリンに比べるとワントーングリーン味を増した色にしてあります。
これによりフェルパとブラウスの素材からくるトーンの違いと、
ニットの色のワントーン繰り上げからくるトーンの違いをミックスした
焦げ茶のトリオスタイルが楽しめます。
高級感と知的さをぜひ試着してみてください。

(2)

DSC07179-1














(1)のベースの上には、様々なアウターでより深みのあるコーディネートが楽しめます。
上のベース(B)にナイロンのコートを羽織ります。
ナイロンのベージュもフレンチブルー(両方とも新色)も、
パリっぽい雰囲気で少しだけ哀愁を乗せたイメージのスタイリングを意識にしています。

(3)

DSC07187-1














ベース(B)にサファリジャケットを合わせます。
少し丸みを帯びたボリューム感のあるサファリジャケットは、
カーキとキャメルの2色が準備してあります。
カーキ、キャメルとも、焦げ茶と合うようにグレーをたっぷりいれて染めました。

(4)

DSC07196-1
DSC07198-1














ベース(B)にマリンコートやテーラードジャケットを合わせます。
左のマリンジャケットもグレーがたっぷり入った焦げ茶色、
右のテーラードはチャコールグレー。
この焦げ茶のマリンジャケットを羽織れば、
より深みのある焦げ茶のカルテットスタイルが楽しめます。
ジャケットに関して言えば、黒のテーラードジャケットを合わせても素敵ですが、
あえて全体の焦げ茶からグレーを引き出す
チャコールグレーのジャケットを試してみました。

(5)














マーシャはグレーのフェルパのパンツにグレーのニットを合わせ、
ベージュのサファリジャケットで
全体としてのグレージュトーンをチャレンジしています。

(6)














マーシャはフェルパのパンツと同色のニットを合わせていますが、
フェルパのパンツと同色のポプリンのブラウスをベースにし、
その上からトーンが4段階濃いグレーのニットを合わせていくのもとても素敵なので、
色合わせのデモコーディネートを作ってみました。

(7)














(6)のベースに、大澤さんと同じように
グレーがたっぷり入った焦げ茶のマリンブルゾンと、
チャコールグレーのテーラードジャケットを合わせてみました。
どちらもとても素敵にまとまります。

(8)














キャメル色にもグレー味をたっぷり入れました。
女性の顔の雰囲気をとても美しく見せてくれます。
ただ、キャメルという色はスタイリングの中で
トーンとしての重ね着をすると膨張し過ぎてしまうので、
ニットを羽織る時はキャメルの色と良く馴染む黒やネイビーや
グレーや焦げ茶などを合わせると、とても簡単にまとまります。
上の人形は大澤さんが着た焦げ茶のニットを合わせて
色合わせのデモコーディネートを作ってみました。

(9)














(8)のベースに、大澤さんと同じように
グレーがたっぷり入った焦げ茶のマリンブルゾンと、
チャコールグレーのテーラードジャケットを合わせてみました。
このキャメル色の中のグレーが、バランス良く引き出されています。


次回もまだまだ続きます。
                               吉田孔美


カテゴリー: 「雑誌と私」 パーマリンク