「雑誌と私」Vol.198





杉本学校第2回目は、

「旬のトレンドを表現できる一押しアイテムはなんですか?
そしてそのアイテムの着方を教えて下さい。」

今回は吉田さんにこんな質問を投げかけてみました。

吉田さんのコメント

『マジョーレ的に大人の女性が仕事でもプライベートでもフル活用でき、
そして知人から通りすがりの人まで、「感じのいい旬のものを着ているわね。」と思ってもらえるアイテムなら、まゆ型のロングパーカーかな・・・。』
と答えが返ってきました。
ということで、吉田さんにアドバイスを受けながら、カジュアルなバージョンを村松さんに着てもらいました。

(A)ノーマル丈のインナー

まずはインナーにノーマル丈のニットを合わせたもの。
鎖骨から足元のくるぶしにかけゆったりとしたまゆ型のラインが作れるよう、
ボトムを選びコーディネートしていきます。

(B)お尻が隠れるたっぷりとしたインナー

インナーにたっぷりボリュームのある、お尻が隠れるほどのTシャツを合わせる場合、この時も鎖骨から足元のくるぶしにかけゆったりとしたまゆ型を作っていきます。

カジュアルに、身長の高い人も低い人もインナーのバランスを考えながら、
全体として鎖骨からくるぶしまでゆったりとしたまゆ型を作るボトムを選ぶことがこのコーディネートの成功のもとでした。

(C)難しい例

コートの裾の周囲より大きなボリュームのスカートを合わせる時は注意が必要です。村松さんは身長が167㎝で、このボリューム感でのスカートでもぎりぎりスタイリング出来ています。でも杉本さんの身長だと恐らく難しくなっていくと思います。スカートに重さが出過ぎて、まゆ型のコートのラインが消え、裾の方に重心がかかり過ぎる感じになるからです。とても寒い冬ならばまだしも、初夏のコーディネートとしては重過ぎる感じになると思います。
「杉本さん、村松さんと同じスタイリングを着てみますか?」

(D)ということで・・・1

吉田さんの言う通りまゆ型が消え、Aラインになってしましました。
重心が下がり膝下が重くなり、洋服に着られている感じです。
「それではどのようにすればまゆ型コートの良さと軽快感をスカートとのコーディネートで楽しめますか?」
「杉本さんの身長のバランスならばこのコートの裾よりも幅の狭い、そして少し膝下が隠れるぐらいのスカートを選ぶとバランスがとれてくると思います。
ちょっと着てみましょうか?」

(E)ということで・・・2

裾幅がコートよりも小さい台形型のニットスカートを選び、
鎖骨からくるぶしにかけ、出来るだけまゆ型のイメージが保たれるようコーディネートしました。
吉田さんにも「バランスが良くなりましたね」っと言って頂けました。

(F)仕事場にて

コンパクトなジャケットの上からこのコートを羽織ります。
60年代や70年代のスタイリングがブームの中ではコート自体がとてもコンパクトなので 、コートをジャケットの上に羽織るコーディネートがしづらかったのですが 、80年代のニュアンスをもつこのコートならば、ジャケットの上から羽織れる実用という点でも便利さが楽しめます。 

(G)ジャケットの上からパーカーコートを羽織る

ジャケットは70年代後半イメージのコンパクトな作り。その上から80年代のイメージたっぷりのまゆ型パーカーコートを合わせます。
時代をミックスするコーディネートも楽しめ、気付かれないほど何気ないトレンド遊びが感じられる大人コーディネートが出来ましたね。
吉田さんから高評価を頂きました。私もとても気に入りました。

ということで、まゆ型ロングパーカーコートの着こなしを今回は教えて頂きました。吉田さんありがとうございました。
次回も素朴な質問から様々なコーディネートを教えて下さい。
杉本

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