「雑誌と私」Vol.200


杉本塾第3回目です。
今回の吉田さんへの質問は 「私は仕事中心の生活をしています。
そんな女性が、春から初夏にかけて上手く着回しを楽しみたい場合、杉本的に言いかえるならば、最小限のアイテムで最大の着回し効果を楽しみたい場合、何に注意してアイテムを選べば良いのか教えて下さい。」です。


それではまず、吉田さんからの回答を簡潔にまとめてみます。

吉田さんからのコメントは、次の5つのポイントに注意することでした。

(1)きちんと感をとても大切にする仕事の現場から、少しカジュアルな装いが許される仕事の場面まで、幅広く対応できるジャケットとパンツからなるスーツをベースに選ぶこと。
(2)で選んだスーツのパンツと対照的なイメージのパンツをもう一本選ぶこと。
(3)のスーツのジャケットとは全くイメージの違うトップスを2着選ぶこと。(一つはカジュアルな仕事アイテム、そしてもう一つは週末のカジュアルをイメージして。)
(4)きちんとした場面でも、カジュアルな場面でも対応できるヒール系の靴とスニーカーの2足を選ぶこと。
(5)圧倒的にコーディネートの幅を広げてくれるカモフラージュ柄の大判ストールを準備すること。

ということで吉田さんのアドバイスを考慮しながら次のアイテムを選んでみました。

(1)ジャケット

(1)のクレープのパンツ 

(2)のパンツ

(3)のブルゾンA

(3)のブルゾンB

(4)のヒール系

(4)のスニーカー


(5)カモフラージュ柄の大判ストール

それでは具体的に(1)~(5)を見てコーディネート写真で見ていきましょう。

スーツを着てみました。吉田さんから受けたアドバイスは杉本さんらしくスポーティさを残すために、襟の詰まった丸首の白Tシャツをインナーに合わせること。そしてそのTシャツのクオリティーはスーツのクオリティーを下げないようにしっかりした密度の重い、Tシャツにすることでした。テイラードジャケットが固いアイテムだと思っていた私がその思いを変えてしまうようなコーディネートでした。
テイラードジャケットがこんなにもスポーティーに着れるなんて思ってもみませんでした。これなら私にも着れると素直に感じました。

テイラードジャケットからコットンジップブルゾンに変えました。このジップブルゾンは紺色もあったので、その方がテイラードジャケットと色が違い、着回しには良いのかなと思っていましたが、吉田さんのアドバイスによると、

(1)テイラードジャケットとは形がまったく違う。
(2)素材がコットンでマットな質感な為、同じ黒でもテイラードジャケットの光沢のある黒とは全く違い、イメージが180度異なる。
(3)コーディネートをするとき出来るだけトップスとボトムスの同じ色に合わせた方が着回ししやすい。

ということで黒のジップブルゾンになりました。確かにコーディネートしてみるとテイラージャケットの時よりも、カジュアルさも増し、でもパンツと同色であるが故、きちんと感を保つこともでき、少しカジュアルな場面での仕事現場には最適なコーディネートとなりました。

次にコットンブルゾンをナイロンのショートパーカーに変えました。
思い切りカジュアルなイメージを作る為、この場合は黒色もあったのですが、色をパンツと統一せず、トレンドのベージュ色を選びました。
というのは吉田さんが週末の装いはどこか外しておいた方が、リラックス感が出ることと、手持ちのジーンズやフェルパのパンツとの色合わせを考えた時、アウター単体でトレンド感を思い切り押し出せる色が良いとのことだったからです。Tシャツ・パンツ・ヒールのイメージをこんなにカジュアルにするなんて、このショートパーカーの威力には驚きです。


このシリーズは結構長くなってしまうので今日はここまでとさせて頂きます。
次回のブログは靴が変わり、ボトムが変り、大判のストールも登場します。
どんどん変化するコーディネートを是非お楽しみください。
杉本でした。

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