「雑誌と私」Vol.204






杉本学校第7回目は、特別編です。
今回は、「基本のアイテムに3つのアイテムを加える。」
というテーマを考えておりましたが、
急遽、サッカー地の最新アイテムがイタリアより届きましたので、
そちらの着回しを優先してお送りします。


吉田さんへの質問:
涼しげなサッカー地のアイテムが3種類(ジャケット、ブラウス、スカート)届きましたが、まずはスカートの着回しを教えて頂けますか。


吉田さんコメント:
サッカー地はそれ自体が優しい雰囲気を持つ素材でスカートの形もAラインの可愛らしいものになっています。
ここでコーディ―ネートをするときに気を付けたいのが色。
今回は白・カーキ・ベージュ・黒と4色あるのですがそれぞれの色が持つ特色を理解しつつスタイリングしていきます。

カラー白

『サッカー地×Aライン×白=甘めの雰囲気』 
が特徴の白いスカートはガーリッシュにスタイリングします。
白いTシャツの上から気付かないほどのピンク色が入ったベージュのニットを合わせます。ニットのサイズは少し大きめにして半袖の袖口部分をクルクルとTシャツと一緒に折り曲げます。印象としては可愛い妹さんがお姉さんのちょっと大きめのニットを借りて着てきているような感じです。
このニットのボリューム感が鎖骨からスカートの裾にかけきれいなAラインを作り、ふんわりしたワンピースを着ているかのようにシルエットを作ります。
杉本さんどうですか?
爽やかさと懐かしさがほのぼのと混じり合う感じがとても好印象です。
いつまでも心の奥底にあるあの夏休みの懐かしい感じが思い起こされ、夏というシーズンがもつ独特な雰囲気を味わえるスタイリングだと思います。

吉田さんコメント:
杉本さんとてもお似合いですね。スカートバージョンではないですが、きっと似合うので少し横道にそれますがパンツバージョンも作ってみましょう。
このスタイリングは妹さんが少しお姉さんになった感じですね。このイメージの違いを楽しんでみてはいかがですか?

杉本:実は私は姉がいるのですが、いつも姉の凛々しさに追いつこうとしていました。このパンツ一本で格好良いお姉さんに近づけた気がします。

カラーカーキ

『サッカー地×Aライン×カーキ=トムボーイ(元気いっぱいの雰囲気)』
が特徴のカーキ色のスカートはアクティブなイメージでスタイリングします。
ネイビーのTシャツと白いスニーカーをあわせれば、オフィスの中で軽快に仕事をこなすイメージがつくれます。また、仕事の中で決断や意志表示を求められる予定の日には、下の写真のように黒いTシャツに黒のくるぶし丈のブーツを合わせ、ネイビーの時よりもより強いイメージを作ります。
雨の日や体調がすぐれないときは黒×カーキのコーディネートが元気を引き出してくれます。

雨が多いこの時期 、憂うつさを吹き飛ばし、トムボーイのようにピチピチ、ジャブジャブ、ランランランと雨を楽しむコーディネートには、下の写真のように軽快なショートパーカーブルゾンを合わせてみては如何でしょうか。


吉田さんへの質問:
なぜカーキ色は元気を出させてくれる色なのですか。

吉田コメント:
カーキ色とはもともと、土の色という意味になります。ミリタリーにおける作業着がこの色に染められた為、活動的で機能的なイメージが浸透しているのではないのでしょうか。雨の中、はねが飛んでもランチの時醤油をこぼしてもこのカーキなら「まぁいいか。」という気持ちになりますよね。一番最初に紹介した白のスカートにシミが出来たらやっぱり心が落ち込んでしまいます。これはあくまでも吉田理論ですけどね。

杉本:
でも私とっても納得してしまいます。
前回のカーキ色のカーゴパンツを穿いたとき、何だかアクティブな心持ちになれた気がしたんです。
カーキ色を改めて見直しました。

カラーベージュ

『サッカー地×Aライン×ベージュ=エレガントな美しさ
が特徴のベージュ色のスカートは大人女性のイメージでスタイリングしていきます。左の黒いブラウスも右写真のライトベージュのブラウスもシルクライクな落ち感のあるブラウスです。ベージュ色のサッカー地はこれらのブラウスに使われているエレガントなクレープやシフォンのような素材を違和感なく、受け止めてくれます。
大人らしい美しさを表現したいときは、エレガントなサファリスタイルをこのベージュ色で作ってみてはいかがでしょうか。

杉本:
時の移り変わりの中で自分の中の感情が変化していきます。その気持ちを時にはコントロールし、オブラートに包んで、飲み込んでしまうような大人女性にあこがれます。茶道や華道も型からはいると言われてますが、大人女性に一歩近づきたいときは、このベージュ色のスカートを穿いてみます。
でも、、、私はやっぱりカーキ色のスカートかな。。。

吉田さんが上のコーディネートの中でこのバックルをそっとつけてくれました。ミラノのメルカート(露店商が集まる市場)で十数年前に買ったものだそうです。アフリカの方から買われたみたいですが、エスニックな香りがプンプンでした。

カラーブラック

『サッカー地×Aライン×ブラック=隠れた情熱
が特徴の黒色のスカートは、旬のメキシカンスタイルをアレンジして取り入れてみてはいかがでしょうか。杉本さんには白色のメキシカンライクなブラウスにフリンジの付いた縄ベルトを合わせ、 コーディネートしてもらいました。
足元をヒールの物ではなく、ブーツにしたのは、杉本さんの可愛らしい少しボーイッシュな感じを残したかったからです。ヒールの靴を合わせてしまうと、女性の艶感が出過ぎてしまうこともあるので、足元の靴のニュアンスでコーディネートをコントロールしてみては如何でしょうか。

杉本:
以前私が見た映画の中に出てくる、ヨーロッパの石畳の雰囲気が感じられるコーディネートだと思います。こんなスタイルで中世の町を散歩してみたいです。

今回はスカートの色にイメージを求め、ここからスタイリングをしていくということを勉強してきました。マニュアル的な洋服の着方よりも、自分の気持ちを素直にコーディネートの中で表現するという、そんなテクニックをどんどん身に付けていきたいと思っています。
杉本でした。

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