「雑誌と私」Vol.205






杉本学校8回目です。
今回は、6回目(Vol.203)の続きとなります。
春から夏にかけて最小限のアイテムで最大限の効果を生む、
洋服選びの指南を吉田さんから受けています。
そして6回目までのアイテムに、
新たにインナー・ボトム・アウターをそれぞれ1つずつ加えるならば、
何をポイントにしてそれらを選んだら良いですかというのが
今回のテーマとなります。


吉田さんコメント:
春夏シーズンというのは、太陽の日差しがすべてに生命力を与え、
活気づいていく時期となります。
洋服選びもその流れに沿いながら考えてみると面白いかなと思います。
基本のアイテムでゆっくりと芽を出す春があるならば、
花が咲くときのような気持ちがウキウキさせるアイテムを選ぶ夏があってもいいのかなっていう感じです。

インナー春バージョンはオーソドックスだけど、クオリティを感じさせる白いTシャツを選びました。そこで夏バージョンは、あくまでも品の良さは保ちながら、本人も周りの人も「あ、杉本さん素敵なインナー着ているわね。」という印象のものを選んでみます。
例えば入荷したてのこのストライプのタンクトップ。
ストライプタンクトップはどこにでもありそうですが、このストライプに関しては、素材にこだわりが感じられます。ネイビーの部分はインディゴ色に染められていて、白い部分は染められていない無地のまま、そして少し地厚の素材感が1枚で着ても何か良いわねというイメージを与えてくれます。
この何かいいわね、が大人のウキウキ感で日本の伝統でいうところの侘寂というところに繋がるのかなとも思います。

ここでボトムです。ボトムは人間の活力の源である脚に連動しています。杉本さんの可愛らしいイメージを付け加えて、夏に颯爽と小走りで駆け回る時の元気の良さを表現できるアイテムを選んでみます。
例えば杉本さんが得意のカーキ色に染められたフェルパのスカートはいかがでしょうか。
フェルバという素材の軽快さとAラインのスカートという少し女の子的な雰囲気は前回もお伝えしましたが、お姉さんの背中を見ながら走って追いかける元気の良い杉本さんのイメージにつながりそうです。

それでは、先ほど選んだインナーと春に選んだヒールのある足元でスタイリングをしてみましょうか。

夏のベーススタイル

杉本:
インナーのしっかりとした、でも夏に必要な爽やかさが伝わる手触りのタンクトップにやわらかなフェルバのスカートがこんなにもしっくり合うのだなと素材という側面からまずは感じました。そして、きちんとした感のある大人っぽいデザインのトップスと、やわらかでふんわりした甘さのスカートが、大人らしさと甘さを上手くミックスしている感じは感性という側面からとても気に入りました。足元のスニーカーバージョンでより女っ子っぽく仕上げるバージョンも好きですが、このようにヒールで全体を大人らしくするのも大好きです。このかっこよさと甘さが混じり合うニュアンスは夏という季節が持つハツラツとした外向きのエネルギーと秋に向かう落ち着きのある内向きのエネルギーが混じり合う8月の雰囲気にはピッタリですね。このベースから春にそろえたアウターを合わせてどんなふうに着回しが出来るのかとても楽しみです。
この続きをお楽しみに杉本でした。

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