「雑誌と私」Vol.179

 
 
 


“Do I look good?”
“Yes, you look beautiful.”

 
 
 
 
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私がコレクションチェックの為いつも滞在する港町には、
お洒落で知的なイタリア女性達が集まるということを
何度もこのブログでお伝えしてきましたが、
彼女達のスタイリングの中で日本の大人の女性も、
ぜひ取り入れたらいいなと思うものに、
プリント柄やロゴ入りのTシャツがあります。
若い世代の女性達には必須のアイテムですが、
大人の女性達にとっても思いがけないスタイリングの幅を
広げてくれる効果が期待できます。
 
 
 
(1) プリントTシャツ
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ボトムはフェルパ素材の焦げ茶ものを前回のBlogに引き続き穿き、
トップスに60’sっぽい花柄Tシャツを合わせます。
グリーンとブルーが混ざり合った微妙な色のTシャツは、
黒や焦げ茶、そしてジーンズなどととても良く合います。
イタリアらしい色出しですね。
ベージュのトレンチコートを羽織れば、レトロな感じが増し、
大人の60’sスタイルが楽しめます。
 
  
 
(2) 
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(1)で羽織ったトレンチコートを、
カーキ色のサファリジャケットや焦げ茶色のマリンブルゾンに変えても
このプリントの存在感が全体の雰囲気を大人の60’sカジュアルに
上手くまとめてくれます。
 
 
 
(3)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ボトムを黒のイージーパンツに変えて、
足元に黒のローファーを合わせます。
羽織物には、(2)の大澤さんと同じように、
サファリジャケットを合わせました。
ボトムの黒という色とクラシックな靴の印象で、
より大人な雰囲気にまとめることが出来ました。
柄Tシャツをコーディネートの中に入れていく時も、
自分の雰囲気に合ったベース作りが大切になり、
それはボトムと靴の選び方によってきっと見つかります。
 
 
 
  
(4) ロゴTシャツ
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フレンチブルーのロゴTシャツにボルドーのパンツを合わせます。(左写真)
港町でこんな格好をした大人の女性がエスプレッソを飲む姿を時折見掛けますが、
大澤さんもとても良く似合っていますね。
ここで気を付けたいのがアウターです。
甘い感じのものを選ばず、右写真のようにトレンチコートなど
少しマニッシュな辛口の雰囲気のあるものを選ぶと
大人の女性らしくまとめられると思います。

 
 
(5)  
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クオリティがキッチリ保たれた作りのアウターは、
カジュアルなスタイリングに高級感を与えてくれます。
(4)のトレンチコートや上の写真のマリンブルゾンやサファリジャケットも
アイテムの質感がロゴTシャツを子供っぽくなく大人のアイテムに引き上げてくれます。
 
 
 
(6)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
マーシャも(4)で大澤さんが着用したロゴTシャツをチャレンジしています。
こんな感じのママが子供を連れて海辺を散歩したり、
カフェで一緒にジェラートを食べたりしている姿を見ると、
何度見てもため息が出るほど格好いいよな、と思ってしまいます。
 

 
 
 
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イタリアのプリント技術は日本のソレと何が違うのか分からないけれど、
日本でよく見かけるベッチョリ上から何かが塗られている感じのものではなく、
もう何度も着古した、というイメージのものが多いように思われます。
この感覚はイタリアのプリント業者の感性だと思うけど、
これが甘さを抑えてくれるんだと思います。
是非、チャレンジしてみてください。
次回は、ボーダーのTシャツをスタイリングしていきます。

                              吉田孔美

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