「雑誌と私」Vol.169

 
 


今回から4回に渡り、
私達の新しいスタッフ・エリザベッタのコーディネートを
人形で真似してお送りいたします。
 
彼女はイタリア女性だけど、
パリのアパレルに勤めていたお洒落さん。
娘さんを出産後イタリアに戻り、
4年間の休養を経て、縁あって私達のチームに参加してくれました。
 
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第一回目は、ロング丈のTシャツ。
細身のものからワイドなものまで町中に溢れているけど、
エリザベッタも含め、お洒落さんの着方に、
あるパターンの特徴があったので、それを真似してみます。
 
 
(1) 細身のロングTシャツ
P1810168
 
 
ボトムに細身のフェルパのパンツやデニムを合わせ、
縦長を作ります。
ベルトの本体と、ベロの部分にTシャツを挟み込み、
あとはダラっと出したままに。
後ろはタキシードみたいにヒップがグーンと隠れます。 
 
 
 
  
 
 
 
(2) ワイドTシャツのロングTシャツ
P1810189
  
 
ボトムにボックスタイプのショートパンツや、
ひざ丈のスカートを合わせ、
緩やかな台形ラインを作ります。
ベルトの本体と、ベロの部分にTシャツを挟み込み、
あとはダラっと出したままに。
こちらも後ろはタキシードみたいに、
ヒップがグーンと隠れます。
 
 
 
  
 
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(1)のパターンも(2)のパターンもウエスト位置はロウ(低い)であることがポイント。
昔よくあったベルトのバックルのところに突っ込む方法ではなく、
本体とベロに何気なく自然な感じで挟み込むことによって、アシンメトリーな感じを作ります。
 
街を歩いていて、何人もこんな感じのコーディネートをしている素敵な女性を見掛けたから、
私もやってみようかな。 
 
                                     吉田孔美
  
 
 

 
 
 

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「雑誌と私」Vol.168

 
 
 
昨日イタリアのフォトスタジオで、
2018年秋冬マジョーレコレクションの初秋スタイル
(残暑が残る中で着られるスタイル)の撮影をした。
 
マジョーレらしいコレクションに私も大満足だったが、
初参加したエリザベッタも「とても素敵ね。」と喜んでくれた。

 
  
 
 
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今日は、この時マーシャとエリザベッタが着ていたスタイルのイメージを2体作ったので掲載します。
 
(1) マーシャスタイル
P1800631
 
 
最近のマーシャは、ショートパンツやショートスカートに
Tシャツを合わせるというスタイルに凝っている。
この時期は当然、こんがりと日焼していて、
とても素敵なイタリア女性と言うイメージは、変わらない。 
パンツやスカートのウエスト位置は高いものを選ばず、
相変わらずローウエストを好んで着用している。
下の写真のように、サラッと羽織れるコットンジャケットも、
いつもバッグに忍ばせている。 
 
 
 
 
 
P1800647
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

(3) エリザベッタスタイル
P1800671 
 
 
エリザベッタはこの日、
スムースなクレープ風素材のロングスカートを穿いていた。
トップスには、スリーブなしのカットソーを合わせ、
首元には軽くスカーフをあしらっていた。
彼女はパンツスタイルもとても上手で、
時にスポーティに、そして今回のようにエレガントに、
上手くスタイリングを作っていく。
この秋はマーシャ同様、実写版のエリザベッタも、
このブログ内で紹介できればと思っている。 
 
 
 
 
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前回のBlogでもお話したが、何だか私の曇っていた視界が晴れて気分がウキウキしている。
撮影中コレクションを着こなすマーシャを見つめながら、「マジョーレはやっぱりこれよね。」と感じた。
 
                                    吉田孔美
 
 
 

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「雑誌と私」Vol.167

 
 


Blogを読んでくださっている皆様、
お久しぶりです。
イタリアからこの号をお送り致します。
 
この春夏シーズンはBlogの進行が中々進みませんでした。
それは、この春夏シーズンを通じて
イタリアで、どうしても確認したいことがあったからです。
 
私を魅了してきた素敵なイタリア女性達は、
ファッションをとても知的に着こなす、お手本でした。
そしていつも私に、ややもするとブレやすい
スタイリングの基準を示してきてくれました。
 
そんな中、ここ近年彼女達を見ながら
トレンドと言う概念に対して感じていることがありました。
それは時折、このBlog内でも触れてきたことではありますが、
トレンドが細分化し、今の旬のスタイルは何かということに気をかける重要度が
かなり低下しているのでは、ということでした。
簡単に言えば、「これでなきゃダメ」とか「こうすべき」という、
一束に纏めてしまうようなトレンドの扱い方は、
もう今の時代にそぐわないのではないか、ということでした。
 
どんな女性でも髪を切る時には、
きっと譲れない基準があり、それが自分らしさに繋がり、
その範疇での細かなアレンジが自分自身を安心させる、
そして、客観的にも落ち着きを与える美しさに繋がるということを
経験されていると思います。
 
洋服のスタイリングにおいても、同様のことが起こっていて、
それは「自分らしさ+α」を追及するスタイリング作りこそ、
今のトレンドになっているということです。
 
イタリア人スタッフのマーシャやエリザベッタのようなお洒落さん達とも、
いつものように様々な資料を分析し、
次シーズン(秋冬)のコレクションを作りながら、
この件について色々話しましたが、
二人とも同感との事でした。
 
ということで、ようやく私のボヤけた視界もすっきりし、
「自分らしさ+α」を見つけることに主眼を置いたスタイリング作りと
コレクションにおいては、フォンタナらしさを追及することに重きを置いて
このBlog「雑誌と私」を、これからどんどん展開していきたいと思っております。
 
また、店頭におきましては、お客様の「らしさ追求+α」のための、
よりパーソナルなスタイリング作りを接客の第一としながら
頑張っていきたいと思っております。
 
この1ヶ月、イタリア人スタッフたちが感じ良く着ていたコーディネートを、
いくつか人形で作りましたので下に並べます。
夏の装いの参考になれば幸いです。
 
                     吉田孔美

 
 
P1780922

P1800001 (1)

P1800553

P1800545

P1800541

P1800537

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「雑誌と私」Vol.166

 
 

 

P1790165 
2週間の東京滞在を終え、3日前にイタリアに戻った。
夏の日差しが眩しくなっている。
21:00になっても、明るさがほんのりと残るこの時期、
海辺はとても美しい。
 
昨日は、自転車に乗って隣の港町まで海沿いを楽しんだ。
時折、左手に夏の日差しで枯れかけた草が生い茂る。
そして、その向こうに海岸が、
ゆったりと波を育んでいる風景が目に飛び込む。
しばらく行くと、小さなコテージが見えてくる。
この土地の人達に愛されているトラットリア(食堂)だ。
オリーブオイルに少しだけ焦がされたあのニンニクの香りと、
それに絡まる魚介類の料理の匂い。
この20年間、私も虜になったあの定番料理が、
このお店の名物となっている。
 
この年齢になると、しばしば「ライフスタイル」ということを
気に掛けるようになった。
マジョーレのコレクションをスタイリングする時も、
ライフスタイル全体を取り囲むようなアイテムを、
より意識しながら作るようになっている。 
 
最新のトレンドを追いかけるわけでもなく、
かと言って、全く変化しないスタイルでもない。
ゆっくりと毎日の生活を大切にしながら、
少しずつ「ここは変わっても良いな…。」と思えるような慎重さで、
作り上げられるスタイルだ。
イタリア人はこのスピード感を、とても大切にしていると思う。
 
この港町もゆっくりと何かが変わっているのに、
大切な部分はいつもそのままで、
そこがあるから、何だか素敵な雰囲気を
ライフスタイル全体で醸し出しているのだと思う。
決して豪奢な作りでもない、
如何にもと言った格好つけたスタッフがいるわけでもない、
このトラットリアで、目の前に広がる海を眺めながら、
美味しい魚介のフリットと白ワインを楽しむとき、
「やっぱり素敵。」「やっぱり格好いい。」と、
私は思ってしまう。
 
こんな瞬間を大切にする時に、
気分よく着られるスタイルを、
これからもマジョーレは目指していきたい。 

 
P1790146
   

吉田孔美              

 

 

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「雑誌と私」Vol.165


今回のミニblogは、Vol.159からVol.164までで使用したジャケット類を
初夏に一枚で着るイメージを人形で作ってみる。
 
 
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昨今の日本の春の気候を考えると、突然暑くなる傾向があるように思われる。
お客様からも「すぐ暑くなっちゃうのよね。」のお言葉と、寒暖差を調整しやすい着回しのできるジャケットの
リクエストが多かった。
と言うこともあり、この春のジャケットは、一枚でも着られるデザインにこだわった。
 
 
(1)ミリタリージャケット
P1760435.
 
 

ダブルブレストで、ボタンをひとつ開けると襟元がトレンチ風になる
ミリタリージャケット。
たっぷりとしたイメージのあるストレートパンツと合わせて、
下半身を流れる落ち感のある雰囲気でコーディネートした。  
 
 
 
 
 
 
 
 

P1740223.         
 
         
         春のスタートは、インナーに12ゲージのニットを合わせた。
 
 
 
 

 
(2)マリンジャケット
P1760475. 
 
 

このマリンジャケットは、ボタンを全て閉じて着るタイプ。
上のミリタリージャケットよりきちんと感が欲しい時に対応出来るように
デザインされた。
ボタンを全て閉じても重苦しくならないよう襟元に工夫がされている。 
  
 
 
 
  
 
 
 
 
P1750158. 
 
 
         春のスタートは、インナーにブラウスを合わせた。
 
 
 

 
 

(3)サファリジャケット
P1760521. 
 
 
 
 
このサファリジャケットは、少しオンスのあるジージャンのように
一枚で着る。 
(1)のミリタリージャケットや(2)のマリンジャケットより
カジュアルな装いを求められる方におすすめ。

 
 
  
 

 
 
P1760295.

 
 
          
         春のスタートは、インナーに12ゲージのニットを合わせた。 
 
 
 
 
 
(4)ギャバジンシャツジャケット  
P1760835. 
 
 
 
 
初夏にはダンガリーシャツのように装う。 
春は下の写真のようにブルゾンとして活用した。 
 
 
 
 
  
 

 
 
 
P1750741. 
 
 
         春のスタートは、インナーにシャツとニットでコーディネートした。 
 
 
 

 
 
(5)シャツ型ブルゾン  
P1760606. 
 
 
 

 
ブラウス素材で出来たこのシャツ型ブルゾンは、
まさにシャツとして着る。 
 
  
 
  
 
 
 
 
 
P1750395 
 
 
 
         春のスタートは、インナーに厚手のトレーナーを合わせた。 
 
 
 
  
 
(6)アンコンジャケット 
P1760891. 
 
 
 
お仕事をされている方で左のテーラードジャケットを
この春求められた方も、このアンコンジャケットなら一枚で着られる。
一番上のボタンを閉じれば、綺麗なVゾーンが出来上がり、
柔らかく作られた肩はなだらかに落ち、
まるでシャツのような感じで装うことが出来る。
 
 
 
 
  
  

 
P1740675. 
 
 
          春のスタートは、インナーに12ゲージのニットを合わせた。 
 
 
 
 
 
 
——―
 

 
春のスタートで自分のベースとなる羽織物が見つかったら、初夏にはその羽織物を一枚で着る。
上の人形は、春から展開のボトムを合わせているが、そこに4月の半ばから展開する
新しいボリューム感のボトムを合わせれば、これらのジャケットの印象はより変化していく。 
現在2回目のDMの準備をしているが、同じアイテムを寒暖差の中で違うイメージで着こなすイタリア女性の
上手なスタイリングがお伝えできれば、とても嬉しい。
(2回目のDMは、20日前後に発送いたします。)
                                         吉田孔美
                                        

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「雑誌と私」Vol.164

 
P1740578. 
 

 
 
 
今回のミニblogは、Vol.159のグレーベースを発展させて
私がイタリアで見かける 素敵なママスタイル を
コーディネートしたい。
 
 
 
 
 

 
 
 
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(1)白シャツ 
P1750708.P1750741.
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
ニットをワントーン濃いメランジェーグレーにかえ、インナーに白シャツを合わせる。
くるぶしが見えない程度の白いブーツに履き替え、少し暖かさを増す。  
暖かければこの上から大判のストールで良し。
肌寒いようであればグレーのたっぷり入ったカーキ系、キャメル系、ネイビー系のアウターを羽織る。
 
 
(2)モスグリーン
P1750885.P1750946. 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

グレーとカーキはとても相性が良い。
ここでは、Vol.163(5)で使ったサルヴィア色よりワントーン濃いモスグリーンを合わせてみる。
足元は、このモスグリーンとパンツのグレーを混ぜ合わせたようなカーキ色のデッキシューズを選んだ。
これにより全体がとても良くまとまった。(左写真)
首元にカモフラージュのプリントスカーフをさらっと巻き、(1)同様、暖かければこの上から大判ストールを、
肌寒ければ、グレーのたっぷり入ったカーキ系のブルゾンを羽織る。 
Vol.163で作った少し甘めのミリタリーとは違い、ママらしいミリタリーが完成した。 
P1750504P1750526  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(3)可愛いママ
P1760109.P1760139. 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
甘くはないが、可愛らしい雰囲気のママの装いには、黒色とグレーのコーディネートが良いと思う。
黒のシャープさが、スタイリングの甘さを緩和してくれるからだ。
羽織物には黒だとシャープすぎてしまうので、キャメルや、ベージュ色を選ぶと良いと思う。
 
 

(4)ネイビー
P1760253.P1760295. 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

(1)のベーススタイルから白シャツを脱ぎ、足元をネイビーのローファーに変える。
そのベースの上から深いネイビー色のラウンドネックジャケットコートや、ハーフスリーブサファリジャケットを羽織る。
ニットのメランジェグレーも、パンツのグレーも青みをたっぷり含んでいるので、
色がうまく調和され、ネイビーならではの女性らしいとても賢いイメージが出来上がる。
 
 
(5)港街
P1750757. P1750799.

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
東京だともうすでに少し暑くて参考にならないかもしれないが、私が大好きなコーディネートを一つ作ってみたい。
私がいつも訪れる港街で、春の海沿いを家族と一緒にゆっくりと歩くママのイメージだ。
ハイネックに埋もれる小さな顔と家族に微笑むその仕草が、まぶたを閉じるといつも浮かんでくる。
 
 
次回は、シャツブルゾンや七分袖ジャケットの初夏に向けたコーディネートを考えてみたい。
                                            吉田孔美

 
 

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「雑誌と私」Vol.163

 
P1750326
 
 
 
 
今回のミニblogのテーマは、大人のミリタリー。
Vol.159のグリーンのフェルパに、
ミリタリーカラーのクレープ風パンツを合わせたベースで、
スタートする。 
   
 
 
 
 
 
 
 
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(1) ナイロンパーカコート 
P1750371Vol.162のナイロンパーカコートと同じアイテムのカーキバージョン。
フードが取り外しできるので、フードを外し大人っぽく(スポーティさを少し外して)コーディネートする。
甘さが減り、よりミリタリーな雰囲気になる。 
足元はデッキシューズからシルヴァノのミリタリーブーツで重みを出す。
イタリアの若い女の子達はDr.〇〇等を履いて
ミリタリーな雰囲気を演出しているが、
私としては年齢的にもう少し柔らかい履きやすさを重要視したい。
ハードなテイストなのに履きやすさを備えたシルヴァノの靴は
こんな大人のアクセサリーとして最高。
P1750142. 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(2) シャツ型ブルゾン
P1750395
Vol.160でキュロットに合わせたシャツ型ブルゾンのカーキバージョン。
今回はVol.160の少し甘いスタイリングとは変わって、
ボンバーブルゾンのスタイリングイメージで着こなす。
真夏にはインナーにヴィンテージ加工したTシャツを合わせ、
大きく袖を折ってサファリスタイルを楽しみたい。P1740831.
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(3) サルヴィア色のニット
P1750430
たっぷりボリューム感のトレーナーを
12ゲージのサルヴィアニットに替え、
上半身をスッキリし、ニットの裾をパンツの中に入れる。 
Vol.162のローウェストのベースイメージとは違い、
今回は高いウエストイメージでキープしながら
新しいベースを作る。
P1750126. 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(4) マジョーレのライダース 
P1750439ダブルブレストではなくシングルで、
身長や体のボリュームに関係なく着られる左写真のライダースは、
皆さんから「とても活躍しています。」と 
ありがたい言葉を頂いている定番アイテム。
ミリタリーイメージではスタイリングの中に是非取り入れたい。 
足元のシルヴァノの靴のクオリティも
スタイル全体の密度を上げてくれている。 
ちなみに私はレザーブルゾンを肩からサラッとかけるスタイルが
大好きだ。
P1750432 
 
 
 
 
   
 
 
 
 
(5) 少し甘めのミリタリー 
P1750504ボトムをキュロットに替え、
パリで特注したカモフラージュ柄のスカーフを首元に巻く。 
DMでもお伝えしたが、
スカーフといい、靴といい、
アクセサリーがスタイリングに与える影響は、とても大きい。 
Vol.159のベースと比較すると大きなイメージの違いが理解できる
P1740357. 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(6) ギャバジンジャケット 
P1750526Vol.161の海沿いを散歩するスタイリングイメージと打って変わり、
可愛らしさを残しながらも、シャープなミリタリーがイメージ出来るのは、
ブルゾンの襟とうまく重なるカモフラージュ柄のスカーフが
ポイントになっているから。
ここでもアクセサリーの重要性が理解できる。
P1750068. 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(7) ミディアムコート
P1750601Vol.160で使ったミディアムコートのスタイルは
ワーキングクローズ風にサイドをフルオープンできるボタンが
付いている。
Vol.160の時とは違い今回はそのボタンを全開し、
そこから直接パンツのポケットに手が入れるスタイルを作ってみた。
今シーズンはボリュームがキーワードの一つになっているが、
ボリューム感の調整が出来るアイテムは、とても便利だ。 
P1740801. 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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4月のパスクア(イースター)が目前となり、夏時間も本日始まった。
日差しも長くなり、スタイリングがより軽くなっていく中で、ボリュームというキーワードがより大切になってくる。
この春のスタートで自分の心地良いボリューム感と、マリンやサファリなど
自分らしさを表現できるテーマを見極めておけば、
この先の夏に向けてのコーディネートに対する決断がより簡単に、そして楽しくなる。
今シーズンのスタートのブログは、ある意味つまらない基本の内容を繰り返し、しつこくお伝えしているが、
夏のスタイルの準備として、是非ご辛抱承りたく…。
 
                                            吉田孔美
 
 
 
 
次回は、Vol.159の下の写真のベースを使って、コーディネートを考える。 
 
P1740578.
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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「雑誌と私」Vol.162

 
P1750126.
 
 

 

今回のミニblogのテーマは、黒のコーディネート。
Vol.159のコットンシャツにギャバジンのパンツを合わせたベースで
スタートする。



 
 
 
 
 
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(1)ナイロンパーカーコート
P1750142. 
 
ナイロン素材に注目が集まっている。
左のパーカーコートは、6シーズン目の定番。
スポーツトレンドと相まって、着まわしの幅がとても広い。
私達が、黒のナイロン素材を選ぶ時に注意することは、
青みがあること。 
スタイル全体を黒でまとめても、軽快な雰囲気を醸し出してくれる。
(ちなみに、中に着ているブラウスの黒も青みのあるものを
選んでいる。) 
 
 
 
 
(2)ナイロンシャツブルゾン
P1750199.
 
 
上でもお話したが、ナイロン素材のアイテムが注目を集めている。
そこでこの春、ブラウスの上から羽織れるシャツブルゾンを作った。
マーシャも絶賛したこのシャツブルゾン、
これ1枚で90’Sを楽しめる。 
(このブルゾンにタイトスカートを合わせ、体育館シューズを
合わせれば、まさにあの頃。) 
 
 
 
 
 
(3)スーツ  
P1750158.
 
 

黒のスーツと言えば、決してリクルートにならないよう注意したい。 
きちんとしたユニフォームな雰囲気を保ちながらも、格好良く、
素敵ねと思われるアイテムを選ぶ。
金ボタンの付いたマリンジャケットがトレンドだけど、
マジョーレはデザインはマリン、でもボタンは同色で
シックにまとめた。
このジャケットはインナーとボトムの合わせ方により、
着回しの幅がとても広がる。

 
 
 

(4)シャツとカーディガン
P1750261. 
 
 
イタリアでいつも見かけるスタイルで、
シャツにカーディガンを合わせるスタイリングがある。
これこそ簡単そうで、とても難しいコーディネートだ。
バランスを間違えると役場の制服のようになってしまう。
格好良く着るポイントは、シャツの襟の大きさとシャツのVゾーン、
そしてシャツの色を黒やネイビーなど濃い色でボトムと統一させ、
ワンサイズからツーサイズアップのカーディガンを合わせてみると良い。
このスタイルは決まれば本当に格好いい、ぜひトライしてみて。 
 
 
 
 
  
 
——― 
 
 
次回は、Vol.159から下のベースを使い、コーディネートを考えてみる。
 
 
P1740393. 
 
                                             吉田孔美
 
 
                                     

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「雑誌と私」Vol.161

 

P1740864. 
 
 
 
 
 
今回もミニblog。
Vol.159でご紹介した左の写真をベースにして、
アイテムのボリューム感とコーディネートを考えてみる。

 
 
 
 
 
 

 
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(1)アンコンジャケット   
P1750036.   
 
 
 

ジャケットに関して80年代、90年代風のビックシルエットを選ぶのか、
肩線ピッチリの60年代、70年代風を選ぶのか、
悩んでしまう今シーズンは、かっちりと作られていない、
優しい肩に落ち感のあるアンコンジャケットを選ぶと良いかも。
トレンドを気にせず、まるでカーディガンのように着こなす事がポイント。
 
 
 

 
 

 
(2)ハーフスリーブワークジャケット
P1750064.   
 
 
 
ハーフスリーブのワークジャケットは、真夏まで着回せられる羽織物だ。
春のスタートは、左写真のようにインナーに長袖のものを合わせながら、
マリンな雰囲気を。
夏に向かっては、インナーに半袖やノースリーブのものを合わせ、
この夏のサファリスタイルを楽しめる。 
ウエストの大きさを調整する紐をうまく使いながら、
台形のシルエットを意識し、ボリューム感を調整していく。 
 
 
 
 
 
 
(3)ワンサイズ大きめのギャバジンシャツジャケット
P1750068.  
 
イタリアで若い女の子達が、ワンサイズからツーサイズアップした
Gジャンやライダースジャケットを着ている様子を
良く見掛けるようになった。
ボトムには足に張りつくような細身のボトムを合わせ、
私の学生時代の頃のスタイリングを思い出す。
若々しくたれていない、肉付きの良い彼女達には、
とても良く似合っていると思うが、私にはちょっと出来ないスタイル…
そんな私は、ワンサイズ大きめのヴィンテージ風の
ギャバジンジャケットをジョッパーズ風のパンツでバランスをとり、
コーディネートした。
新しいボリューム感なのに、控えめな大人のスタイリングが出来た。
 
 
 

(4)ダブルブレストのコートA
P1750107.
 
 
 
 
こちらも新しいボリューム感の中で、
大人のスタイリングが楽しめるコート。 
全体的に3/4サイズアップが楽しめる。
前ボタンを外し、写真のようにルーズに羽織れば、
ハーフサイズアップしたボリューム感が楽しめる。 
 
  
 
 
 

  

(5)ダブルブレストのコートB
P1750121.  
 
 

今シーズンマジョーレが展開しているアウターの中で、
1番ボリューム感のあるもの。
スタッフの多くも可愛いとトライするけれど、
なかなかうまく着られないのが現実だ。
でも来年の後半には、これくらいのボリューム感が
目に馴染んでいるかもしれない。 
 
 
 
 
 
 
 

——―
 
 

今シーズンのコレクションは、ボリューム感をとても気にしながら作られている。
袖を通していただいて新しいシルエットを体感していただくのが一番良いが、
何とか人形のコーデイネート写真で、この微妙さをお伝えできればと思っている。
次回も引き続き、Vol.159の下の写真をベースにコーディネートを考えてみる。
 
 

P1740425.                                        
 
                                            吉田孔美

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「雑誌と私」Vol.160

 
 
 

今回から連続で、Vol.159から繋がるミニblogをお送りします。
第一回目は、キュロットベースを使いながら、スタイリングを考えます。


 
 
 
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1.ベース
P1740357. 
 
 
 

左のキュロットは、ウエストの位置を高い位置から低い位置まで
スタイリングに応じて調整できるようゴムひもが通してある。 
このシャーリング感とふんわりしたイメージで、
可愛らしいコーディネートを作っていく。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2.ベース+シャツ 
P1740831. 
 
 
 
 
 
6シーズンも継続しているシャツ型のブルゾン、
春はアウターとして、夏はシャツ1枚としてコーディネートしていく。
ウエスト位置を高く見せるコーディネートで、
去年の春とは少し違ったイメージを作り出す。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
3.ベース+ミデイアムコート 
P1740801. 
 
 
 
 
この春の新作のミドル丈のコート。
トレンチほどの頑張り感がなく、さらっと可愛らしく羽織れる。
ジャケットを着ない方が、コートとジャケットの中間のイメージで着たい時にはピッタリ。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
4.ベース+ボリュームコート 
P1740820. 
 
 
 
 
こちらも既に5シーズンほど継続してきたコート。
肩幅が全体で1.4cmほどルーズになっているタイプだ。
丈感も上のコートと比べて長くなり、よりコートのイメージが強くなる。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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突然の変化ではなく、ゆっくりと自分らしさを確認しながら
新しさを補っていくのも、マジョーレが目指してきたスタイリングだ。 
明後日も引き続きVol.159で使った下のベースを使って、コーディネートを考える。 
 
  
P1740864.
                                            吉田孔美
 
 

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