VOL.242




皆さんこんにちは吉田孔美です。
今日は 「こんな着方。あんな着方。」 の第二回目です。
アイテムはこの春の新作ビスコースのボーダーニットです。ネイビー、ベージュ、ブラックとの3色展開ですが、それぞれの色で着回しを考えてみました。




ネイビーのボーダーニット 


まずはスキニーデニムで超さっぱりとベースを作ります。ニットのビスコース素材が、少しの光沢と落ち感を伴い、単純なボーダーニットとデニムの合わとは違った大人のイメージをつくってくれます。このベースの上から右写真のようにこの春のトレンドロング丈のナイロントレンチを羽織り、マジョーレが目指す「知っているようで知らなかった、やっぱりなんだかいいわよね。」と思わせてしまうイタリアの街で感じる感覚を表現します。



ネイビーのボーダーニット 

2つ目はネイビー×白のボーダーから一番イメージしやすいマリンの雰囲気を作ります。少しづつ日差しが強くなる海辺をイメージして、ショートのカーゴパンツを合わせます。
羽織りものには突然の冷たい風を防いでくれるコットンナイロンのパーカーを合わせます。ちなみにこのショートカーゴとパーカーコートは去年の春夏に展開したものです。






ネイビーのボーダーニット 

3つ目はこのニットにVol.241でも使用した、ハイウェストのフレアーパンツを合わせます。前回でもお伝えしましたが、このパンツは全体の雰囲気をとても大人っぽく、そして格好良いイメージにまとめてくれます。このベースの上からスウェードのハンティングブルゾンを合わせ、のかわいいマリンとはぐっとイメージの違った大人らしい格好良さが際立つマリンスタイルを作ります。






ベージュのボーダーニット 

ベージューのボーダーニットは色のミックスが淡いので、仕事場でも簡単に着られると思います。右写真のようにテイラードジャケットを合わせ、スポーティーな仕事でのスタイルを提案します。





ベージュのボーダーニット 

少し甘めの仕事場スタイルにはフェイクレザーのスカートを合わせてみては如何でしょうか。仕事場でのきっちり感を残すために、色は黒を選び、甘さを程よく調整します。このベースの上からこの春トレンドのダブルのジャケットコートを合わせます。90年代に大人気だったこのジャケットコートはこの春とても新鮮に感じます。





ベージュのボーダーニット 

仕事場スタイルではなく、カジュアルダウンをイメージしたスタイリングは、
より簡単に作れます。ベージュ系のカーゴパンツを合わせ、右写真のようにカーキ×ベージュを意識してワーク系のシャツブラウスやミリタリージャケットを合わせます。この時気を付けたいのが、足元。強くなり過ぎないよう、スニーカーやスリッポンを選びます。





黒のボーダーニット 

黒のボーダーニットと言えば、ロックなイメージ。ロックなイメージと言えば、レザー系アイテムとイメージが連鎖します。ここではそれに80年代のイメージを加えてスタイリングを作ります。左のベース写真は今シーズン最新のハイウェストのテーパードパンツを合わせたものです。その上から、レザーのライダーズを合わせれば、80年代ド真ん中のロックスタイルが作れます。もっと80年代のイメージをエッジを効かせて作りたいときは、とても丈の短いライダーズブルゾンを合わせると良いでしょう。
マジョーレではそれはちょっとやり過ぎと感じるので、右写真の丈感でマイルドにしています。





黒のボーダーニット 

ではレザーの羽織りものを使いましたが、ではボトムにレザーアイテムを使います。この時は左写真のようにパンツでもタイトなスカートでも良いですが、格好良さを前面に出したいので、ふんわりしたスカートはあえて合わせないほうが良いかと思います。Vol.241でも使用したこの春の新作ベースボールブルゾン(笠井さんはボンバーと呼んでいる)を合わせ、ここでも80年代を意識します。



今回は、ボーダーニットの基本中の基本的なコーディネートをずらっと並べました。これらのコーディネートからお客様の雰囲気に合わせ、少しずつアレンジを加えてみては如何でしょうか。いつものボーダーニットが新しいイメージで着られるようになると思います。
前回もお伝えしましたが、イタリアのスタッフや工場の人達が「皆様に勇気づけられている。」と言っています。心より皆様に感謝致します。

吉田孔美